先週手に入れて、眺めたり読んだりしてる2冊の本のご紹介です。
(1)かたやモケー、かたや関西私鉄~どちらもCedarの好物なのはよくご存じですよね。
そういえば読書の秋、って、最近あまり聞かないですねえ・・・

そういえば読書の秋、って、最近あまり聞かないですねえ・・・
まずはこっち!手擦れた表紙が時の流れを語ります。
(2・3)
先週木曜日に武蔵新田のあそこでゲットし、我慢できずに途中下車して喫茶店で読み始めてしまいました。
鉄ジャリのガキ時分に、父親のTMSをのぞき見する傍ら、小遣い銭で買って読んでいたのが懐かしいです。


鉄ジャリのガキ時分に、父親のTMSをのぞき見する傍ら、小遣い銭で買って読んでいたのが懐かしいです。
ページ繰ってると記憶の扉が次々開いてきます~。
(4)とっつきやすい人気車種が並んでいます=インタアーバンとかいうひねくれた車種は出てこない(爆)!
(5)作りたい!という気持ちを大いにくすぐる、初心者ガキでもわかりやすい記事(=TMSはやはり「解ってる」ことが前提の記述が多いと感じたものでした。)
モケー寸法入りの切り抜き図面、とかには搔き立てられましたね~
(6)乗せられて、Cedarも商店街の文房具屋で白ボールを買ってきたものです。完成したのは・・(汗)
記事執筆者のお名前も懐かしいなあ~
(7・8)私鉄電車のSSさんやNSさんは、鉄ジャリCedarのカルチャーヒーローでしたね。


モケー寸法入りの切り抜き図面、とかには搔き立てられましたね~

記事執筆者のお名前も懐かしいなあ~


爺ゲージ=Oゲージのことですよ、に嵌ってるCedar爺には、後半のこのページが今や興味深い。
(9・10)
新京阪P6+近鉄2200という感じのこの電車は、いつか作りたいなあ、と思っていました。
大人になり、インタアーバン風味16番のフリーランスを作ったのは、この記事の影響が大きいと思います。

(11・12)
今も昔も鉄ガキの憧れレイアウトの記事もしっかり~
モケー部品だけでなく、こんな本まで手に入るとは~武蔵新田のHさんに感謝ですね。


新京阪P6+近鉄2200という感じのこの電車は、いつか作りたいなあ、と思っていました。
大人になり、インタアーバン風味16番のフリーランスを作ったのは、この記事の影響が大きいと思います。

(11・12)

モケー部品だけでなく、こんな本まで手に入るとは~武蔵新田のHさんに感謝ですね。
もう一冊はこれです。思想としての関西私鉄、というサブタイトルにご注目。
(13)
関西私鉄の雄阪急vs国鉄の梅田での「クロス問題」や~

(14・15)
伊勢神宮進出を「精神報国」の旗印とした大軌・参急の発展や~
(16)
関西私鉄をめぐる事象を横軸に、昭和3年大礼の京都への天皇行幸から昭和15年の紀元2600年に至る、天皇を利用した挙国一致の軍国化政策を縦軸に、民都→帝都に代わっていった「私鉄王国」大阪を考察するという、大変興味深い本です。~なんのこっちゃ?とお思いの方はぜひご一読を~
(17)著者は鉄道好きとしても知られていますが、こういう視点で語る都市論の第一人者でもありますね。
(18)単なる鉄ヲタ本とは一味違う、こういうのも案外好きなCedarなのです。こちらはまだ読了していませんので、とりあえず中間報告です~おりしも大阪都構想(このネーミングがアカンかったのじゃないでしょうか?)が僅差で否決された、というニュースも横目に睨んで読み進んでました。最近のJR新快速独り勝ち、みたいなのも気になってしまうなあ。

関西私鉄の雄阪急vs国鉄の梅田での「クロス問題」や~


(14・15)
伊勢神宮進出を「精神報国」の旗印とした大軌・参急の発展や~

関西私鉄をめぐる事象を横軸に、昭和3年大礼の京都への天皇行幸から昭和15年の紀元2600年に至る、天皇を利用した挙国一致の軍国化政策を縦軸に、民都→帝都に代わっていった「私鉄王国」大阪を考察するという、大変興味深い本です。~なんのこっちゃ?とお思いの方はぜひご一読を~


ではまた。
この記事へのコメント
マサ
鉄ニャンの鼻息が
響いてきそうです。
秋の読書、いいですね。
大瀧詠一の「座 読書」も
秋の歌でした(ナイアガラカレンダー)。
Chitetsu
もう一冊、自分も気になっていました。
やっぱり買おうかな、読書の秋ですし^_^
モハメイドペーパー
Junior
(12)の電車、金剛山(クムガンサン)の電車のようにも見えるのはカウキャッチャーの所為だろうか?
Cedar
「座 読書」ありましたね~♪
アタシの場合きちんと座って読むことはまれです~ソファに寝転んでたり、寝しなのベッドだったりが多いです。
■Chitetsu様
これは眺めてるだけで楽しいです。本文にも書きましたが、参考とようより気持ち上げ、のためにも。
■モハメイドペーパー様
フリー電車を現実的にアレンジですか~私はいつも逆のことしてますね~ODCのあれとか、表紙に写ってる京急230をフリー化したのとかは、今でも好きで、あれにアメリカンフレーバー入れてみたいと思っています。
■Junior様
これは一時期やっていたシリーズで、日本形パーツ使ってインタアーバン気分を、というインチキ電車です。ブログ記事はこちら→https://cedarben.blog.ss-blog.jp/2016-02-12
昔TMSに出ていた「極東急行電鉄」ってのがヒントで、もちろん金剛山電鉄も参考にしてます。
Cedar
こっちの記事も見てください。やりたかったことをくどくど書いています。→https://cedarben.blog.ss-blog.jp/2016-02-24
Tad
Cedar
それですそれです。満鉄形インタアーバンスタイルのインチキ電車
として紹介されたペン画でした。
nexus6
ワタシは、いさみやさん謹製の車体製作用ボール紙がスキでした。
同じくいさみやさんのプレスボード製の旧国ペーパーモデルキットを1つ買い、それをコピーしてもう1両仕立て上げて2両編成にする...
(^^)b 窓抜き作業もまた楽しいひと時でした
Cedar
模型寸法入りの図面は、TMSには出てこないものでしたね。(大人のモデラ―は縮尺サイズくらい自分で割り出せ~ってこと?)
最近では型紙というのが流行ってるようで・・・模型と工作は時代を先取りしていたということかな?
いさみやのペーパーキットは、14系をインタアーバン風自由形に改造しました。
★nice!いただいた皆様
ありがとうございます
チャッピー
鉄道好きの教授の本は、滝山コミューンが面白く読みました。同い年で似た地域なのにこんなに違うのかと淡々
Cedar
トラウマのミイラの上で生き永らえるのが、趣味というものです(よくわからん)、教授の本についてのレスがやっと来ました~ありがとうございます。
京葉帝都
Cedar
デイや2200を重苦しいといえば、戦前の日本の大形電車すべてが重苦しいですね~(笑)。